「バツイチ」と聞いて皆さんはどのようなイメージを持っていますか?
・失敗をした人
・人間的に未熟な人
・だらしのない人
・なにか問題がある人
このようなネガティブなイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
このように悪い印象ばかりだと、バツイチの人はとても陰湿で暗い人を想像してしまいますが、実際世の中の多くのバツイチの方は明るくポジティブでキラキラと輝いて見える人もいます。
世間のイメージと真逆な印象のバツイチの方は一体どのような特徴があるのでしょうか。そしてそうなるためにはどのような考え方が必要なのか、深く考えていきましょう。
目次
1・ありのままの自分を受け入れること
離婚した過去というのは、人によってさまざまな受け取り方があります。
相手が原因で離婚している場合は黒歴史として、そして相手が悪いという「他責」として捉えている方がほとんどです。
また、自分に原因があった場合は自分を責めネガティブな発想になっている方もいるでしょう。
ポジティブな方は、どちらのパターンにおいても単なる人生の出来事ではなく、その経験から自分自身を深く理解し、反省や改善などといったことを考えています。
単に失敗した過去と流すのではなく、それ自体を自分の成長の機会として受け入れることでメンタル面での成長をしようと前向きに考えるのです。
離婚に限らずポジティブな人は失敗や困難はただの障害ではなく自分が成長できるチャンスだと変換できる思考を持っているので周りから見た時に「前向きな人」に見えているのかもしれません。
しかし自分を受け入れましょうと言っても簡単なことではありません。
簡単ではありませんが、自分の事を受け入れて反省し改善していこうと思うことは自己肯定感のUPにも繋がります。そして過去の経験を克服した時にさらに自分に自信を持つ事で内面から輝くことができるのでしょう。
2・ポジティブな人間関係を作る
結婚した経験がある方はみなさん思うところではあるとは思いますが、過去にお付き合いした人に比べても結婚相手を選ぶために、その相手に対してより深く自分との将来や未来に対して熟考したかと思います。
その時の感情や勢いだけでなく、人間性や将来性などといった未来のことはもちろん、現在の相性やその人の本質などをしっかりと見極めようと努力をしたはずです。
そういった経験からバツイチの方は人間関係の価値や重要性を十分に理解している方が多いでしょう。
そういった過去があることで、他者と人間関係を築く上でコミュニケーションの向上に努めたり、相手の感情や考え方などを尊重したりなどという点から他の人からは魅力的に映るのかもしれません。
3・新たな目標などを作る
離婚を経験している人は、いったんですが人生の山場や苦難、困難に対して一区切りをつけています。
これは新しいスタートを切ったとも言えますが、離婚には実は相当なエネルギーを使うので肩の荷が降りてひと段落しホッとしているという方もいることでしょう。
今まで制限されていた気持ちや時間からの解放されたことで全ての事柄に対して前向きに捉えられるという場合も多いことだと思います。
そんな感情が働き、今までできなかったことや諦めたことに対してチャレンジしたり新たに趣味や習い事など、自分自身に時間を使うことができるようになります。
そういった背景からバツイチの人は何をするのも楽しそうに周りから見られたりポジティブで輝いて見える場合も多いのかもしれません。
4・心の強さや広さ
婚姻を伴わない男女の付き合いに比べて、結婚し一緒に生活し離婚をしたという男女はその内容は当然ですが濃厚で深いものになります。
こういった経験から、バツイチの方は未婚の方に比べても精神的に大人であったり心が広いと感じられる場合が多いのではないでしょうか。
過去に似たような経験をしていれば精神的に動揺なども少ないですし、離婚を経験したことで相手のちょっとした不満なども感情的に喧嘩をしてしまっても無意味なことも経験済みだったりします。
落ち着いてお互いの思っていることや考えていることなどを話し合うことの重要性を知っているため、無駄な争いを上手に避けるスキルが高くそのような接し方が周りの人にとって「精神的に大人で心が広い」と思われる要素の一つとなっています。
魅力的で前向きになるためのヒントとは
「よし!今日から前向きになろう!」
と心に決めたとしても急には変われないことは皆さんにもお分かりいただけるかと思います。
なにかのキッカケで劇的に意識が変わるということもゼロではありませんが、普通に生活していてそういった体験ができることはほとんどないでしょう。
ポジティブな考え方が自然にできるようになるためには毎日の積み重ねがとても重要になってきます。
過去の自分を受け入れて未来の自分を想像する
ポジティブな考え方の方は、常に自分を受け入れるということを自然に行っている場合が多いようです。
良い自分も悪かった自分も受け入れ、どのように改善していくかという思考になることで「行動」が生まれ、そのおかげでさらにポジティブになれる事を知っています。
過去に囚われすぎずに自分の成長のタイミングなんだと考える事によって前に一歩踏み出す原動力になっている事が周りにポジティブな印象を与える原因になっています。
「ピンチはチャンス」
このように現在の自分の置かれている状況を考えることができればきっと誰でもポジティブ生き方を手に入れるはずです。
自己成長と自己投資
バツイチの方は、過去の自分を見つめ直したときや、様々な抑制を受けていた過去から自分にとって足りなかった部分や自分が求めていたものを知る機会が離婚というターニングポイントとして得られています。
このような経験から、自分磨きという形で自身の成長に対しての意識が増える事があります。
外側だけでなく内面の美容に力を入れてみたり、新しい知識やスキルを習得する為の時間を作ろうとしたり活動的になることが多く、アクティブなイメージに繋がります。
成長していく過程の中でさらに自己肯定感の向上が感じられ、心身ともに健康的で前向きな感情に溢れていくという良いスパイラルが生まれます。
おわりに
離婚歴があることは恥ずかしい事でもなんでもありません。
周りの人よりも少しだけ多くの経験をしたというだけに他なりません。
自分自身の成長のキッカケに過ぎず、笑顔溢れる毎日を過ごす為のチャンスでしかありません。
そういった過去を受け入れる事も時間が掛かるかもしれません。
しかし少しずつでもいいのでポジティブな考え方をしてみるという積み重なねが、未来の自分の笑顔に繋がっていきます。
もしも、今この記事を読んでいる方がバツイチの方だったとしたら、ゆっくりと自分を見つめ直すキッカケにしてみて下さい。
いきなり変われる事ではないので焦らずに自分のペースで意識を変えていけるように過ごしてみて下さいね。
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