20代で離婚を経験している方は年々増えてきています。
このことについては、子供の有無によっても変わりますが全体的な離婚率は20代が多いことはさまざまなデータから明らかになっています。
今回のお話は、なぜ20代の離婚率が高いのか、そしてバツイチはモテるというウワサについて詳しくお話ししていきます。
ぜひ最後までお読みになってみてくださいね。
目次
20代でバツイチになる人々
バツイチになる理由はさまざまですが、若いうちに結婚、そして離婚を経験する方は大きく4つの原因があり離婚しています。
若くして結婚した
現在のルールでは男女とも満18歳を迎えると法律的に結婚ができます。
しかし早すぎる結婚は、お互いの人間的に未熟な場合が多く特に夫婦になるという意識の低さなどから夫婦生活が破綻してしまうスピードが速い傾向になります。
また、結婚に対しての意識や責任感が低いまま結婚することで離婚に対しての意識もそこまで高くなく比較的簡単に離婚を選択しやすいことも多いようです。
人生経験が少ないことが原因で、結婚やその後の生活に対しての想像力が未熟だったことにより離婚を選択する方も多いようです。
そのほかにも、できちゃった結婚をする割合が全年代に比べても10〜20代が一番多く、精神的にまだ成長が未熟な状態であるにも関わらず子供ができてしまい、子育てと経済的な問題などが一度に来てしまいさまざまな面でパンクしてしまう結果になり離婚という選択肢がすぐに出てきてしまうのもこの世代の特徴と言えるかもしれません。
いずれにせよ、人生経験不足による精神的な未熟さが大きく影響していることが多く、若年層のバツイチの方を増やす原因の一つとなっています。
経済的なプレッシャー
経済的な問題も離婚理由の一つです。
これは全年代に共通する離婚理由の一つに挙げられますが、特に若年層の平均年収は低く経済的な問題が離婚理由になる確率が非常に高くなっています。
世代別の男女の平均年収が10代で約129万円、20代でも約260万円と、夫婦二人で生活できない金額ではありませんが贅沢はもちろんできないような金額です。
同世代の独身の人はみんな自由な時間やお金がある場合が多い中で自分たちは好きなものも好きなタイミングで買えないとか、外食したいけど独身の時のように気軽には行けなくなることも多くなっていきます。
そういった経済的不自由さのストレスから夫婦間の仲を悪化させて離婚の一因になることは十分にあり得ます。
コミュニケーション不足のため
大人、子供と分けた時には結婚できる年齢は大人の部類に入ります。
しかし大人の仲間入りをして間もない若年層の方は、例外もありますが大人としての経験値がまだまだ少なく若さゆえのコミュニケーションの不足やその取り方の違いなどによってお互いにすれ違い関係が終わることもあるでしょう。
また、もし離婚してもまだ若くやり直せると考えている方も一定数いて、人生の再出発の可能性が高いという考えも10代、20代の離婚率を上げる要因になっているのかもしれません。
20代のバツイチの人が幸せな人生を進んでいくためには
バツイチは世間ではまだまだポジティブなイメージをあまりもたれてはいません。
しかし離婚歴があることはそこまで悪いものというわけでもありません。
昭和の時代あたりまでの離婚率が少なかった背景には男尊女卑の精神や男性の稼ぎが多かったため専業主婦の割合が現在よりも多く、女性側が離婚したくても経済的自立が難しかったり離婚することは恥ずかしいことという認識が一般的だったという背景も影響しています。
しかし現在は女性の社会進出の向上や、平均年収の低下などさまざまな要因により女性が昔に比べ経済的な面や社会的地位が上がり男性と差がなくなってきていることも離婚を選択肢の一つとして考えられる原因となってきています。
また、DVなどの肉体的、精神的虐待も昔に比べて件数が増えたこともあり必ずしも結婚生活を続けることが正解ではない時代にもなっています。
言い方は悪いですが、悪いパートナーとは早々に見切りをつけて新しい人生をスタートさせた方が良い場合も多くあります。
離婚したことをネガティブに捉えるのではなく、新しい人生のスタートだと考えてポジティブに進むという考え方が増えてきているのも事実ですので、幸せな結婚生活を送るためにもまずは第一歩を踏み出すチャレンジをすることで自分自身のこれからの人生が笑顔で過ごしていけるようになると思います。
若くして離婚経験がある方は、ある程度人生経験を積んだ方に比べても今後結婚しようと思った時に頑張らなくてはいけないポイントがいくつかあります。
その3つのポイントをご紹介していきましょう。
1・自己成長
若さゆえの過ちは若い時にしか通用しません。
人生経験をこれからどんどんと積み、人間的に成長していく努力や姿勢は必要でしょう。
結婚や夫婦生活などに対しての責任感や自覚などもどんどんと高めていくことで精神的な成長もできるはずです。
そういった自分自身の成長をすることで、自分はもちろん周りとの関係性をより満足度の高いものへと変化させていくためも必要不可欠です。
2・コミュニケーションの改善と向上
コミュニケーションの改善や向上は人間関係を良好に保つために必要になります。
特に結婚生活においては夫婦間のコミュニケーションやスキンシップはとても重要なポイントになるでしょう。
肌が触れ合うスキンシップは結婚初期は多くても徐々に少なくなってしまうという場面に遭遇することもあるかもしれませんが、日々の会話や意思の疎通をしっかりと行うことでそういったことを回避することも可能です。
上手にコミュニケーションを取れるように日々意識を向けることがとても大切です。
コミュニケーションや会話がどれだけ重要で人間関係にどういった良い面があるのかを詳しくお話ししていますのでそちらもぜひ読んでみてください。
3・自分に正直に生きる
バツイチだということに引け目を感じたりする方もいるでしょう。
しかしそういった部分は隠す必要もありません。
もちろんバツイチと聞いて身構えてしまう人もいるかもしれませんが、将来的に考えてもそういった過去も含めて受け入れてくれないパートナーであれば長く続かない可能性も高いので、無理をしてバツイチであることを隠したり変に気を使う必要はないはずです。
自分に自信を持って過ごすことがとても大切です。
注意点もあり、過去に離婚してしまった原因が自分にもしあった場合はしっかりと過去と向き合い自分に足りなかった点や改善しなくてはいけない部分を反省したりしなくてはなりません。
そういった行動や考え方が自分の自信に繋がり周りから魅力的な人に見えてくるでしょう。
バツイチはモテる?その背後にある理由
最後に、よく巷で耳する「バツイチはモテる」という噂について少し触れていこうと思います。
この噂ですが、女性ではなくバツイチの男性を指す噂になっていて、真意の方は一体どうなのでしょうか。
噂が起こる背景とその理由について考えてみましょう。
・経験値が高いと思われている
バツイチの男性は、結婚していた過去から若い未婚の女性にとっては大人の男性だと思われている傾向があります。
経済的な部分や、人間関係に対して「大人の人」という認識を持たれていることによって魅力的に映ってしまうということが挙げられます。
結婚歴があることによって「恋」ではなく「愛」を知っていると思われていることもモテると噂されるようになった理由かもしれません。
また、結婚と離婚を経験していることから「大人の余裕がある」と思われていたりすることも理由の一つでしょう。
しかし、男性に限った話であってバツイチの女性に対してはあまり多くは言われません。
このように言ってしまうと怒られるかもしれませんが、女性がバツイチで独身だった場合何かしらの問題を抱えているのでは?と思われてしまうイメージからくる問題が挙げられます。
では実際にバツイチの男性がモテているのかと言われると、答えはイエスとは言い切れない現状があります。
一昔前の感覚では「結婚していた」ことがステータスだった時代もあったのかもしれません。
ですが今の時代は「離婚した」というネガティブな部分に着目する人が増えたことや、そもそも過去の恋愛遍歴に関心がないという方が増えきたのかもしれません。
ネットでもバツイチはモテると聞いていたけど全然モテないといた嘆きの投稿も多く見られますので、バツイチの男性がモテるというのは昔はあったのかもしれませんが現代においては都市伝説的なものなのかもしれませんね。
おわりに
20代で結婚そして離婚を経験することは、挫折や精神的ダメージを伴うことが多くあるでしょう。
しかし人生は長く、一度の失敗で終わるというものではありません。
同世代で経験している人はそこまでたくさんもいないので、逆に誰よりも早く人生勉強ができたとポジティブに考えることで次のステップへと進みやすくなるでしょう。
失敗をしたからこそ反省し改善して過去の自分よりも魅力的な自分になれるように日々努力も忘れずに過ごしていきましょうね。
若くしてバツイチだという方はぜひ前向きに捉えてこれからの素敵な人生の参考にしてみてくださいね。