最高の笑顔の作り方とは？誰でも簡単に実践できるマル秘テクニック

「笑うこと」は私たち人間が誰でも行える感情や思いなどを相手に伝えることが出来るツールの一つです。

嬉しい・楽しいといったポジティブな感情や、相手への信頼感の証など、コミュニケーションにおいてとても重要な役割を担っています。

生まれてから誰かに教えられたわけでもなく当たり前にしている行動ですが、ひとことで「笑顔」といってもその種類や質は無数にあります。

シンプルな笑顔も十分にその効果を発揮しますが、同じ笑うのならできるだけとびきりの笑顔が作れることでよりコムにケーションや人間関係の構築に役に立ってくれるはずです。

今回は、「誰にでも簡単に実践できる最高の笑顔の作り方」についてご紹介していきましょう。

誰でも簡単に最高の笑顔が作れる

まず結論から言うと、誰でも簡単に「最高の笑顔」は作ることが出来ます。

笑うこと自体は普段できているけど「最高の」ともなると少し難しいのでは？と思う方もいるかもしれませんが安心してください。

誰もが「最高の笑顔」を作るだけの素質を持っています。

基本的な動作は「笑うこと」

当たり前のことですが、「最高の笑顔」を作るために必要なことは笑う事です。

しかし、ただ笑うだけではなく少し意識をするだけで簡単に素敵な笑顔を作ることが出来ます。

以下の記事も参考になりますので一度ご覧になってみてください。

特に抑えておきたいポイントは口角と目元の印象を良くすることです。

この2点を意識していくことで自然でだれから見ても魅力的な笑顔に印象付けることが出来るでしょう。

笑う時に使われる筋肉について

先ほどお伝えした２つのポイントの一つに口角を挙げましたが、笑顔を構成する大きな要素として口角が上がっていることが重要です。

イラストなどでもお分かりいただけるように、笑っている人を描くときは必ず口角を上げて描きます。

逆に下がっていると怒っているような印象を受けるはずです。

つまり、口角が少しでも上がっていないと笑顔とは言えないとも言い換えられます。

この口角を上げるために働いているのが「表情筋」と呼ばれる顔全体を覆う筋肉群であり、表情筋を意識したりトレーニングすることでより自然な笑顔を作ることが出来ます。

表情筋について

表情筋の中でも特に口角に作用する筋肉のことを「大頬骨筋」と呼びます。

主に口角を上に引き上げる際に働く筋肉で、「え」と発音する際に使われる筋肉になります。

ちょうど頬を触ったときに上と下の歯の噛み合わせの辺りに位置し、えくぼができる位置とイメージすると分かりやすいでしょう。

笑顔を作る際に重要な役割を果たす筋肉になり、意識的に鍛えることで笑顔のトレーニングはもちろん、ほうれい線の予防にも期待ができるのでぜひトレーニングしてみてください。

目の印象はとても重要

口角が上がることで笑っていると周りに印象付けることが出来ますが、それだけでは最高の笑顔としては実は不完全であり、もう一つのポイントの「目元の印象」が大切になります。

よく「目が笑っていない」と言われるように、口元だけ笑っていても目が笑っていないとよい印象は持たれないことは皆さんもよくご存じなのではないでしょうか。

作り笑いと言われてしまっても仕方がないほど目元の印象は大切です。

どうすれば目元を笑わせられるか、簡単な方法を２つご紹介していきましょう。

目が細くなる

口角を上げるために使われる筋肉は大頬骨筋ですが目の表情に作用する筋肉で、大頬骨筋の上、頬と目の間辺りにある「小頬骨筋」と呼ばれる筋肉が目の印象に大きく関わっています。

そして、この筋肉は下まぶたを引き上げる力があり、この働きのおかげで目が細くなります。

日常生活でそこまで多く使われない筋肉ではありますが、目を細める動きをすると小頬骨筋が動くのが分かると思います。

口角を上げて線のように目を細めることで相手に「笑っている」と認識されやすいので、素敵な笑顔を作るうえでも必須の条件とも言えます。

目じりが下がる

また、小頬骨筋がしっかりと働くことにより目じりが下がりやすくなります。

絵にかいたような弓なりな形になることはそれぞれの目の形により変わってしまうためすべての人が目じりが下がるとは言えませんが、目じりが下がって見えることも周りに笑顔と認識してもらうための要素の一つであるという事は間違いありません。

男女で作り方に違いは？

誰でも笑顔は作れると言いましたが、実は男性と女性では同じ笑顔でも相手に与える印象が違う部分があることが分かっています。

男女とも共通しているのは、相手に対しての信頼感やポジティブさ、多幸感などを与えますが、男性の笑顔は周りの人に、「自分は安心安全な人ですよ」というような印象を与え、女性の笑顔は周りの人に、「私はあなたを受け入れる準備が整いましたよ」というような印象を与えます。

完全に解明されているわけではありませんが、男女の笑顔の印象に違いがあることはとても興味深い研究結果でしょう。

それ以外にも男性と女性の笑顔の違いがあり、個人差もありますがご紹介していきましょう。

男性の笑顔の特徴：顔全体の表情筋をすべて使う

男性は表情筋をフル活用して笑顔を作る傾向にあります。

笑うと大きく口を開けてクシャクシャになってしまうという男性も多いのではないでしょうか。

これには実は理由があり、男性は女性に比べて表情筋の使い方が上手ではない人が多くこのように笑ってしまうことが分かっています。

しかし、笑顔を作るのが下手というわけではなく全力で笑っているとも言い換えられることが出来ますので、クシャクシャな笑顔を作ってしまっているという方は落ち込む必要はありませんので安心してください。

むしろ、不器用であっても全力で笑うその姿に見ている人が「自分は安心安全な人ですよ」と印象付けやすいという点も納得のいくことでしょう。

女性の笑顔の特徴：必要な表情筋だけを使う

女性の場合はどうなっているのかというと、男性に比べ、笑顔に必要な表情筋だけを使って笑う人が多く、ナチュラルな笑顔を作るのが上手という特徴があります。

男性よりも表情筋の使い方が優れているという結果となりますが、言い方を変えると「作り笑いが上手」とも言えます。

女性の笑顔がすべてウソというわけではありませんが、本物の笑顔と作り笑いの境目があまりないというのも実際にはあり得ますので、笑顔の奥に隠されている真意をしっかりと見定めるためにも日々の信頼関係の構築は必要不可欠でしょう。

作り方のコツはあるの？

男性と女性で笑顔が周りに与える印象に若干の違いはあるものの、ポジティブな印象を与えやすいという部分では概ね変わりありません。

笑うことによって良い結果をもたらしてくれますが、素敵な笑顔を作るためにすぐにでも実践できるコツをいくつかご紹介していきましょう。

頬を上げることで口角が上がり目が細くなる

先ほどもお伝えした通り、表情筋のおかげで頬を上げることで口角が上がり目が細くなります。

大頬骨筋、小頬骨筋を意識的に使うことで上手な笑顔が作れますのでぜひトレーニングしてみるのが良いでしょう。

口を隠して鏡でチェック

口角を上げることは簡単ですが、目元は案外と意識をしないと「目が笑ってない」というような印象を与えかねません。

そこでオススメなのは口元を隠して鏡でチェックをしてみることです。

最近はマスクを外している方も多くなって来ましたが、マスク美人と例えられるように目元の印象がとても重要なことだとは皆さんもご存じのはずです。

この目元がしっかりと笑って見えるように、口元を隠し練習することはとてもシンプルですが効果が期待できます。

練習するために新しいマスクを準備する必要はなく、手で口元を抑えてでも実践できますので家や職場など、鏡がある場所であればチェックができますのでぜひ日常のちょっとした隙間時間に試してみてください。

誰かに見てもらうことも有効

自分一人で練習をしていてもうまくいかない場合は、誰かに見てもらうのもとても有効でしょう。

家族や友達など、頼める人が近くにいる場合はお願いしてみると良いかもしれません。

また、過去の記事で自宅で簡単にできるトレーニング方法についてのお話をしていますのでぜひそちらも参考にしてみてくださいね。

誰でも簡単に最高の笑顔が作れる

誰でも生まれた瞬間から作ることが出来る「笑顔」ですが、そもそもなぜ人間は他の動物にはない笑うという行動をとるのかは完全には解明されてはいません。

しかしその理由については、他の人とのコミュニケーションや意思の疎通をスムーズに運ぶために独自に進化をしたと考える心理学者もいます。

しかしそんなコミュニケーションツールですが子供から大人になるにつれてどんどんと回数が少なくなってくることも事実です。

だからこそ、日々の生活の中で笑うことを意識的に行う必要があるとも言えます。

ちょっとした意識やコツで「最高の笑顔」はだれにでも作ることが出来ますのでぜひ今回のお話を参考にして毎日が笑顔溢れるように頑張ってみてくださいね。