皆さんは現在、「ストレス」を感じていますか?
感じていないという方は素敵ですね。
しかし何かしらのストレスを抱えている方も多いのではないでしょうか?
毎日の生活の中で感じてしまうストレスをどう発散していいかわからない!
良い発散方法を知りたい!
という方にはちょっとだけヒントになるかもしれないお話をしていきます。
目次
ストレスをゼロにするのは難しい
まず初めに結論から言うと、
「ストレスをゼロにすることは難しい
ということです。
普通に生活をする中で些細なことでもストレスは感じてしまいます。
それだけ現在の社会ではストレスになりうる事柄が多くなってきているのかもしれません。
しかしそれらのストレスを全て溜め込んでしまったらどうなるでしょうか。
発散させずにどんどん溜まっていき、その後きっと爆発してしまいます。
爆発の規模は抱えていたストレスによって変わるでしょう。
休みを取って旅行へ行ったり買い物をしたり、カラオケで熱唱することで解消されるかもしれません。
しかしそれだけでは解消できなかったら・・・、
暴飲暴食で体調を崩したり、周りに攻撃的になったり、最悪の場合・・・なんて考えたくもありませんよね。
多くの人はストレスを溜め込んでしまった時にどのように解消するかを「行動」で考えがちですがそれだけでは不十分なのではないかと考えています。
行動とは、「旅行やショッピング、飲酒」などが挙げられますが、一時的な解消方法ではありすぐに実践しやすいという点ではいいのかもしれませんが根本的な解決にはならない場合が多いです。
では実際にどのようにして「ストレス」と向き合っていけばいいのでしょうか。
溜めないことよりも受け流すことが重要
上記でストレスはゼロにすることは難しいことや、なにかのアクションを起こすだけではストレスをゼロに近づけることは難しいことをお伝えしました。
ここで重要なことは、ストレスは溜め込まないように努力したり無理に解消したりはせずに『受け流すこと』がポイントだということです。
ストレスを感じてしまうスピードや量は人によって様々です。
同じ境遇に置かれてもストレスを多く感じてしまう人とそうでない人にどんな差があるかというと、そのほとんどがストレスの受け流し方に大きな差があります。
無意識にできている人もいますし意識的に受け流している人もいます。
この「ストレスの受け流し」は誰でも簡単に実践することができる簡単なことです。
大きく分けて2つの方法がありますのでご紹介していきます。
物理的に受け流す方法
まず一つ目は物理的に受け流す方法です。
これは先ほどお伝えした「行動」に当たります。
例えば強いストレスを感じた場合に自分が居るその場所から別な場所へ移動することです。
つまりは環境を変えてしまう方法です。
この「行動」には実に様々な種類がありどれが正解というものはありません。
多くの人が簡単にできるストレス発散方法として昔から言われてきたことですので今までやられたことのある方も多いと思います。
ただ、経験があるかとは思いますがこの方法の欠点は、根本的な解決ができない場合が多いことです。
例えば学校や職場でストレスを感じた場合に、その場所から一時的に離れたとしてもまた戻らなくてはいけない場所だったとしたら、戻った際にまたストレスが溜まってしまう可能性があります。
そもそものストレスの原因を取り除けているわけではないので一時的な措置としての効果しかありません。
しかし全く無駄ではありませんし、ストレスを溜め込み続けることを一時停止できるという意味ではなにもしないよりも「行動」を起こすことはストレスと上手に付き合っていく上では必要になってくることは間違いありません。
ただ、「行動」だけではストレスが溜まる→発散する→ストレスが溜まる→・・・・の繰り返しになってしまい常に一定のストレスを感じた生活をして行かなくてはなりません。
しかし次にご紹介する方法と組み合わせることで「行動」を最高のパフォーマンスを出せることになります。
メンタル的に受け流す方法
今回お伝えしたいストレスを受け流す最も重要な方法は、
『メンタル的に受け流す』ということです。
メンタルというとちょっと胡散臭く聞こえてしまいますが、簡単にいうと自分の気持ちや考え方でストレスと付き合っていくという意味になります。
具体的にどのように考えていけばいいのか。
1、ストレスは無くならないものと割り切って考える
2、ストレスを問題として扱わない
それでは一つずつ詳しく説明していきましょう。
1、ストレスは無くならないものと割り切って考える
最初にもお伝えしましたが、そもそもストレスを無くすことはほぼ無理だと割り切って考えましょう。
どんなにストレスを無くそうと努力したところでゼロにはなりませんし、その努力をすること自体がストレスになってしまっては元も子もありません。
ストレスに対して人間はとても無力なのです。
だとしたら無理に頑張ろうとせずに力を抜いてのんびりと生活するようにしてみましょう。
とてもシンプルなことなのに意外とできない人も多いことなので、ストレスを無くすことができるという期待は捨てて一種の「諦め」にも近い感覚でストレスを考えてみると案外良いかもしれません。
2、ストレスを問題として扱わない
これはストレスを溜め込んでしまう人の多くが陥っている考え方の代表例のようなものです。
皆さんは問題と聞いてどんなイメージを持っていますか?
『問題=解決しなければいけないこと』と感じている方がほとんどなのではないでしょうか。
もちろん意味としては合っていますが、「ストレス=問題=解決しなければいけないこと」と捉えてしまうことこそがストレスとうまく付き合っていけない問題点なのです。
確かに問題の中には解決しないことで状況などが悪化してしまうこともありますので全てが当てはまるわけではありませんが、解決をしなくてもいい問題が多いのも現実です。
色々な言葉はありますが、ストレスを問題というワードに置き換えるのではなく例えば試練やチャレンジという言葉に置き換えてみるとストレスに対しての印象も変わるはずです。
私の友人には、ストレスや問題をゲーム感覚で捉えている方もいます。
自分の感覚でストレスをポイント制にして、クリアするごとにポイントを足していき10ポイント溜まったらなにかご褒美と交換というぐあいにすることでストレスを上手くコントロールできているようです。
人それぞれに対処方法はたくさんあるかとは思いますが、意識を変えて捉え方を変化させる事でストレスの受け止め方や溜まっていく量も上手くコントロールできるようになっていきますので自分に合った方法を見つけていきましょうね。
おわりに
ストレスと上手く付き合っていくためには、無くすことよりもどのように捉えるかがとても重要なポイントです。
すぐには受け流すことができないほど強烈なストレスだってもちろんあります。
しかし、すこしずつでもいいので自分が変わっていくことで、ストレスを感じることや毎日の生活が穏やかに過ごせるようになることを実感できるようになると思います。
ぜひ今日から実践してみてくださいね。
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