突然ですが、夫婦間のスキンシップは上手にできていますか?
周りから見て上手くいっている夫婦はほとんどの場合、コミュニケーションやスキンシップが上手にできている場合が多いです。
結婚したての夫婦ならスキンシップは日々あるとは思いますが、結婚生活が長くなったり子供がいたりとなかなかスキンシップができていないという夫婦も中にはいるでしょう。
もちろんスキンシップが少なくてもうまくいっている夫婦もいます。
しかし、統計的にみるとスキンシップの有無やその量や頻度と夫婦仲には関係性があり、スキンシップが少ない夫婦ほど仲が良くない割合が多く、逆に毎日スキンシップをしている夫婦の方が仲が良い割合が多いというデータもあります。
つまり、夫婦が円満でいられるポイントの一つに『スキンシップ』は外すことができない項目なのです。
最近夫婦でのスキンシップが足りないなと感じている方はぜひ最後まで読んでみてください。
きっと二人のより良い関係にとってヒントになるかもしれませんよ。
夫婦間でのスキンシップはとても大切
冒頭でもお話ししたように、夫婦間のスキンシップにはとても重要な意味を持ちます。
それによって様々なメリットがありますが、特に重要ともいえる3つの変化について詳しくお話ししていきましょう。
スキンシップすることで起こる嬉しい変化
普段から仲の良い夫婦は自然とできているスキンシップですが、そうではないとなかなかできていなものです。
上手くスキンシップが取れていないと気持ちのすれ違いや夫婦喧嘩に繋がる可能性だってあります。
人間の脳には様々なホルモンが分泌されていますが、スキンシップをすることで「オキシトシン」、「セロトニン」といったホルモンが分泌されることがわかっています。
この2つのホルモンが出ることによって、
相手の事をより信頼できる
幸福度が増す
家族が円満になる
といった感情の変化が現れます。
上記の3つはどれも深い関係性があり、相手を信頼することで会話やコミュニケーションが増え、笑顔が増えたり等によりお互いの幸福度が増えていきます。
その結果、家族が円満になるというプラスのスパイラルに入っていきます。
特に、「セロトニン」は幸せホルモンとも呼ばれていて、幸福度にとても重要な役割を果たしています。
ここまで聞くと、スキンシップはとても大切なことだとはご理解頂けたかと思いますが、新婚の夫婦やラブラブ夫婦なら問題ないですが、結婚歴が長い方や子供が産まれて最近はめっきりと減ってしまったという夫婦もいるでしょう。
そんな人達がいきなりスキンシップとしようと思っても、なかなかハードルが高くできずにズルズルと過ごしてしまっているパターンもあるのではないでしょうか。
急に手を繋いだりハグをしたり、御無沙汰だった夜の生活をなんて無理無理!と思う方もいるでしょう。
でも安心して下さい、スキンシップはそういったアクションばかりではないんです。
スキンシップは肌がふれあうだけではない?
スキンシップと聞いてイメージするのはキスやハグ、セックスといった肉体的なふれあいをイメージされている方が多いのかもしれません。
確かにそれも含まれていますが、その他にも、
一緒に会話をする
一緒に食事をしたり同じ時間を共有する
一緒に寝る
などといった、結婚当初は自然にできていた事も実はスキンシップの一つだったりするんです。
特に、同じ寝室で寝ている夫婦と別々な寝室で寝ている夫婦のどちらが夫婦仲が良いと感じているかというアンケートでは、同じ寝室で寝ている夫婦の方が夫婦仲が良いと感じている割合が多いというデータもあります。
もちろんそれぞれの仕事や生活環境により別々な寝室で寝る方が良いという夫婦もいるでしょうが、全体的には同室で寝るということはスキンシップも取りやすい関係を築くためのポイントでもあるでしょう。
スキンシップが減るとどうなる?
それでは、スキンシップが減ってしまった、または減ってきたという場合にその夫婦はどのようになっていくのでしょうか。
それは残酷で良くない展開を迎える場合が多いようです。
コミュニケーションが減っていきやすい
夫婦仲が悪くなる
最悪の場合は離婚に繋がることも…
スキンシップが少なくなってくると、まずはじめに夫婦間のコミュニケーションが減っていきます。
徐々に会話も減っていきますし、お互いの考えている事がわからなくなりやすく夫婦喧嘩にも繋がりやすくなります。
もちろんお互いに干渉しすぎないと考えている夫婦もいるでしょうが、そのようには考えていない夫婦にとってコミュニケーション減るということは関係性が悪化していく原因となります。
その結果、お互いに愛情が薄れてしまい離婚してしまうというように最悪のパターンとなってしまうことがあります。
世の中にはお互いに前向きな離婚もあるのかもしれませんが、スキンシップがなくなってしまった夫婦の場合はネガティブな離婚になる確率非常に高くなっています。
お互いに好き合って結婚したのに、時間の経過やその他の問題により仲が悪くなり別れてしまうのはお互いに望む結果ではないはずです。
では、スキンシップが減ってしまった夫婦はどのように努力して生活を送っていけばいいよのでしょうか。
どのようにスキンシップをしていくか
今までやってこれたスキンシップですが、少なくなってしまった夫婦にとってハグをしたりキスをしたりといきなり相手の体に触れることに恥ずかしさや抵抗感を感じてしまうことは不思議ではありません。
私自身も、子供が産まれてから奥さんと手を繋ぐことはめっきりなくなってしまった時期もありましたが、ある時思い切って手を握った時にそれはもう緊張したのを覚えています。
何年もそういったスキンシップを取っていないと、いざやろうととしても「嫌がられたらどうしよう」とか、「恥ずかしい」などと変に考えてしまいがちです。
しかし、スキンシップの形は肌がふれあいだけではないことは先程お伝えしましたが、いきなりハードルを上げるのではなく、まずは簡単なスキンシップからスタートすることをオススメしています。
まずは「会話をする」や、「一緒にご飯を食べる」などの基本的な部分から始めてみてみましょう。
特に「会話をする」で注意が必要なことは、相手の話を遮らずに最後まで聞くことが大切です。
スキンシップが少なくなってくると相手に対して否定的な感情を抱きやすくなってしまいます。
その感情を持っていると会話をしても話の腰を折ったり反論したりして喧嘩に発展しやすくなりますので、相手の話を遮らずに最後まで聞くことを忘れないでくださいね。
それと、会話をするうえでなくてはならないことが、「笑顔」です。
どんなにスキンシップをしようとして会話をしても、表情が曇っていたりするとそれだけで会話は楽しめなくなります。
ちょっとしたポイントですがニコニコしている人とはもっとたくさん話したいと思う人のほうが多いはずですので、内容にもよりますが良い話や日常会話程度であれば笑顔を意識するだけで相手からの信頼度も高まることでしょう。
笑顔を作るのが苦手という方はぜひコチラの記事も読んでみて下さい。
おわりに
夫婦間のスキンシップは良好な夫婦仲を築いていくうえで外せないポイントです。
スキンシップが充分に取れている夫婦はもちろん、そうでない夫婦もぜひ今日からより良いスキンシップが取っていけるようにぜひ参考にしてみてください。
毎日を素敵な笑顔で過ごすためのシンプルなヒケツをお伝えします♪